
今、ウクライナ戦争が原因で小麦の値段が上がっています。
小麦なら日本でも作れるんですけどね。
農産物の自給率が 40% 以下でも、誰も危機感を持っていないんですね。
イギリスはかつては今の日本の様に農産物自給率が低かったんです。
でも、ナチスが農業大国のフランスを占領すると、フランスからの輸入が途絶えた。
そして大西洋ではUボートがイギリス商船を沈めた。
この経験を生かして、イギリスは農業の国産化を進め、自給率を高めた。
アメリカは、大金を払って、農家を助成し、農家を金で守っている。
アメリカのあの農業力は、アメリカのマネーを注ぎ込んで支えているのだ。
万一、台湾沖縄有事となると、少なくとも沖縄、南シナ海は船が通れなくなる。
アメリカは、まず自国の消費を第一にし、残った分を日本に輸出するだろう。
食に飢えるというのは、77年前には経験したけど、もう忘れてしまった。
食料は必ず満たされているという幻想。
シーレーンが有事になって、パン類、麺類、肉などが足りなくなる。
こんなことは、絶対有り得ないと、みんな思ってるんですよね。