警視庁マークの中国美女(呉麗香(仮名))に溺れる松下新平議員

家庭崩壊の危機 / 義母は「娘は再三再四、注意していた」

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2022年11月17日 週間新潮が報じた。

自民党国会議員が、中国警察の幹部らしき女性を秘書として採用し、懇意になったいると。

その自民党議員と中国人女性は、はた目に男女の関係だと解る様子だったと。

中国の警察と関係のある女性が自民党の国会議員の秘書となって、国会や省庁を出入りしている。

当時の菅総理とも記念撮影している。

その自民党議員は、現在でも参議院議員として活動している。

こうゆう、中国人女性との関係は、かねてから経団連の上層部の人が、現地妻として懇意にしているという話はあった。

しかし、現役の与党自民党の国会議員が、中国の警察関係の女性と懇ろな仲になているというのは、今回が初めてかも知れない。

中華系の女性の秘書を、菅総理総裁が、公認していたというのも驚きだ。 

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1 孔子は「修身斉家治国平天下」と説いた。

 自身と家庭と国を整えることが世に貢献する道だというのだ。

 しかし、この箴言と真逆の振る舞いで、国家主権をも危うくする議員がいた。

 彼は中国人女性を傍に置き、国際社会を脅かす習近平の工作に加担した疑いが……。

 令和4年版の警察白書によれば、日本には1149の警察署がある。

 すべて国内に置かれていることは言うまでもないが、彼の国、中国は違うらしい。

 警察の出先機関を他国の領土にも堂々と設けているというのだ。

 英国の公共放送BBCは先ごろ、このように報じた。

 内容は以下の通りである。

 中国南東部、台湾海峡に面した福建省の省都・福州市。

 その公安局が今年、「海外110(番)」なるサービスの開始を発表した。

 これまでに少なくとも二つの省の公安局が5大陸21カ国で計54の「海外警察サービスセンター」を設立していたことが判明している――。

 「中国の公安当局は目下、釈明に追われています」

  とは全国紙国際部デスク。

 「説明によると“出先機関は、新型コロナウイルスの影響で帰国できない中国人を対象にした、運転免許の更新などのサービスを担う場所だ”とのことです」

 中国の「邪な目的」を指摘する報告書

 しかし、この件をいち早く調査してきたスペインのNGO「セーフガード・ディフェンダーズ」の報告書が記すには、

 〈中国の警察は運転免許証の更新や、従来は領事館が提供するとしてきた他のサービスなどに関して、海外在住者のニーズが増大していることを受け、オンラインだけでなく海外の拠点でも応じるようになった〉

  そう踏まえたうえで「ただし一方」と前置きし、次のように続けるのだ。

 〈その海外の拠点は“国外に暮らす中国人が関与するあらゆる種類の違法な犯罪活動の徹底的な取り締まりに貢献する”という邪(よこしま)な目的にも資するものとなっている〉

 この「邪な目的」を遂げた例として報告書が挙げるのは、アフリカ南部・モザンビークの中国人犯罪者に関する検挙事例である。

2.[謀略機関そのもの]

 事態の顛末はこうだ。

 2022年4月、福州市公安局が「海外110番」から転送された相談を受理した。

 モザンビークでスーパーを営む中国人が、同胞の従業員に大量の現金を奪われたという通報だった。 

 捜査の末、中国に逃げ帰っていたスタッフを5月に横領容疑で逮捕。

 さらに共犯者がモザンビークに潜伏していることを突き止めると、中国国内の親族に連絡するなどして本人の出頭を促し、彼(容疑者)を帰国の途に就かせた――。

 かつて警視庁で北京語通訳捜査官を務めた坂東忠信氏が言うには、

「要するに、親族を使って本人と連絡をとらせ“当局は実家を把握済みなんだ”と伝えることで脅しをかけ、逃亡を断念させるわけです。

 あるいは『海外警察』の要員が容疑者に直接コンタクトして“故郷にいる家族の安否の件”を持ち出してやんわり脅迫し、帰国を促したりもしているとのことです」

 これが国家権力の名の下に行われていることを思えば、海外警察とはすなわち謀略機関そのものと捉えるべきだろう。

 他国の主権を侵害して暗躍する機関は、ここ日本にもあった。

 5大陸21カ国のうちに、どうやらわが国も含まれていたようである。

[ 警察庁関係者が明かす。]

 「中国の公安局が中国国内向けに公開した拠点リストがあります。

 そこには日本の住所も記されています。

 東京都千代田区、JR秋葉原駅にほど近い場所です」

 表向きは貿易商だが…

  現地に赴くと、そこは5階建てのビルになっている。

 表向きの看板はビジネスホテルだが、実際に稼働しているのは6部屋のみ。

 ホテルが本業とは到底思えない。

 「その住所を調べると、ある団体が登記されていることがわかりました」(同)

  団体の名は「一般社団法人日本福州十邑(じゅうおう)社団聯合総会」(以下、福州十邑聯合)。

 ご立派にもホームページを開設し、そこでは自らを福州一帯の“県人会”だと位置付けている(注・本誌(「週刊新潮」)の取材過程でHPは突如として削除された)。

 「中国の公安局が日本における『海外110番』の連絡先として指定した電話番号は、この福州十邑聯合の役員が名を連ねる別の団体の連絡先と同一です。

 そこで浮かび上がってくるのは、公安局が福州十邑聯合を隠れみのに『海外警察』の活動を行っているであろうことです」(同)

 福州十邑聯合の常務理事に「呉麗香(仮名)」という名前が見える。

 40代の中国人女性である。

 この呉氏こそがキーパーソンだ。
 
 表向きは日本でナマコの貿易商を生業にしている。

 だが実は彼女、日本の政権与党の参院議員と“不離一体”の関係にあるとして、警視庁にマークされてきたという。

[3.警視庁公安部も松下議員をマーク]

 その議員とは自民党の松下新平氏(56)。

 かつて総務副大臣を務め、党政調副会長や外交部会長なども歴任してきた参院4回生だ。

 彼は掲載の写真にもあるように、呉氏を「外交顧問兼外交秘書」として雇い、名刺を持たせ、参院議員会館に自由に立ち入りできる「通行証」まで取得させている。

 欧州で活動が問題視されている中国機関。

 その在京幹部である可能性も疑われる女性が政界中枢に“巣くう”こと、現職議員の傍で常ながら行動することのリスクは、今さら論じるまでもあるまい。

 「警視庁公安部はかねて呉氏との関係から松下議員を監視対象にしてきました」

 とは先の警察庁関係者。

 「何しろ松下事務所の“外交顧問”として議員と行動を共にし、議員が外務省や経産省の役人を呼びつけて行わせるレクチャーにも同席するなどしている。

 行政府の機密情報や立法府の重要事項が漏洩している危険性を懸念せざるを得ません」

 掲載の「通行証」の写真に見えるごとく美貌の呉氏。

 後述するが、松下氏は数年前から自身の夫婦関係を危うくするほど彼女に入れあげていた。

 「公用車の後部座席で二人が睦まじくしているのに運転手が辟易している」(同)という話もあり、ただならぬ関係がうかがえる。

 [松下議員は“高級顧問”]

 20年10月には、首相官邸で開かれたパンケーキの試食会にも呉氏を帯同しており、当時の菅義偉総理に引き合わせている。

 しかも、である。

 他ならぬ松下議員自身も福州十邑聯合の“高級顧問”に収まっていたというのである。

 「すでにオランダやアイルランドなどは機関に対し、違法拠点として閉鎖を命じています。

 ところが日本の場合、政府は未だにこの問題に何ら取り組んでいないどころか、与党の国会議員が機関の隠れみのと思しき団体の顧問にまで就任していた。

 笑えない話です」(同)

  中国の「海外警察」について、甲南大学名誉教授で弁護士の園田寿氏が改めて指摘するには、

 「警察には行政及び刑事警察の機能があります。

 刑事警察の機能、すなわち捜査権や逮捕権を他国で行使すれば、それはその国の主権を大いに侵害することになる。

 だからこそ、各国の警察は国際捜査共助の原則に従い、必要な時は相手国に捜査を依頼するわけです」

 従って当然、日本においても活動は許容されないうえに、さらなる懸念もある。

「『海外警察』は中国国外における民主運動家ら、習近平体制下での不満分子や反政権運動を監視、摘発するために運用される可能性が極めて高いですね」(前出・坂東氏)

[4.代表理事を直撃すると…]

 首尾よく永田町への“浸透”に成功したと見える福州十邑聯合。

 その代表理事の男性を直撃すると、当初こそ「知らねぇよ」「話せない」などと口にするばかりだったが、質問を重ねると一転、中国語訛りのある日本語で語り始めた。

 「(福州十邑聯合は)警察じゃなくて、免許更新所っていうか……。

 免許の更新も警察の(機能の)一部なんですが。

 警察っていうとイメージ的に公安ってなっちゃうけど、実際、ウチは免許更新だけなんですよ」

 では、松下議員や呉氏との関係は?

 「実は(議員とは)今はもう何もない状態なんですよ。

 元々顧問にしようと思ったんですけども、今、もう完全に(関係は)ないんです。

 (議員と呉氏の間柄も)そこまで知らないんです」

  やがてはどういうわけか泣き落としが。

 「せっかく、日本と中国、もっと経済進んでいきたいですけど、当然日本に住んでる以上は、反社会、反日本、違法、一切やらないですから。

 我々もいろいろ頑張っていて、日本社会にもっと貢献して、もっと税金払って、もっと貢献していきたいという思いでやってる団体ですから、変な報道の仕方っていうのは困りますよ」

[「娘は再三注意していた」]

 他方、先に触れたように松下議員は、呉氏の登場により自身の夫婦関係を崩壊させようとしていたのだった。

 議員の選挙区である宮崎県内に暮らす妻の母親は、憤懣やるかたない様子だ。

 「3、4年前まで娘はひとり宮崎に残って地元のあいさつ回りをしていたのですが、急に松下から“もうお前は一切、仕事に出るな”と言われるようになったそうです。

 その頃に、呉と懇意になったんでしょう。

 松下から“お前がいるから大臣になれない”なんて言われたと娘からは聞いています」

 妻は3人の娘を育て上げ、地元・串間市の元市長と血縁であることから議員本人に成り代わって選挙を戦ってもきた。

 現在、夫婦は離婚調停中だという。

 「あとは松下が判を押してくれればいいだけなのに押してくれない。

 自分の体裁を守るためなんでしょう。

 娘は、得体の知れない中国人の呉が政治家である松下の近くにいることについて再三再四、注意していた。

 でも、彼は全くその言葉を聞き入れず、いつも呉の言うがまま。

 事務所で彼女の気に食わない人がいれば、松下がその意を受けて辞めさせるなんてこともあったそうです」(同)

[5.事務所の回答は]

 一連の問題について松下議員を質すと、以下の回答が。

 「お尋ねの女性と議員には男女関係はありません。

 また、現在、当事務所において(参院議員会館の)通行証を交付している人物に上記女性はおりません」

 松下議員は10月から参院政治倫理審査会長の要職にあり、自身のHPで抱負をこうつづっている。

 〈審査会は、政治倫理の確立のため、(中略)政治的道義的に責任があるかについて厳正に審査致します。

 不確定、不透明な時代に政治の役割、責任は極めて大です。

 政治の信頼回復のため汗をかいて参ります〉

 まずは隗より始めよ。

 何はさておき自らの行いを、審査にかけてはいかがか。

 週刊新潮 2022年11月17日号掲載

 特集「BBCが報じた驚愕の事実 中国が世界中に『警察署』無断設置 

 日本にもある『秘密拠点』に親中『国会議員』と『中国人女性秘書』」より

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/11160556/?all=1

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