日本の赤字国債について、考えてみます。
第一の 表 を見ると、日本の 赤字は 金額ベースで見ると アメリカの 47% 、つまり約半分です。
もちろん、対GDPで見ますと、日本が一位なのですが、日本だけが、恐ろしく赤字国債を抱えている、というのは嘘です。
[ここで、私の言いたい本題について話します。]
それは、赤字国債というものは、いつか返す、返済する必要があるのか??と言うことです。
10年物の国債の償還期限が来れば、同じ金額の赤字国債を発行して埋めれば良い訳ですよね?
もちろん、金利の分は払わないといけないと思います。
けど、本体部分の赤字国債は、同額の赤字国債を発行すれば、補填できて、国債発行の裁量権を握っているのは日本政府です。
そうなってくると、ベネズエラや、第一次大戦後のドイツの様に、極端なカーブで国債をドカドカ発行しなければ、経済政策上問題ない気がします。
今現在、アメリカについて、二番目に赤字国債は多いです。
ただ、上記のように、借り変えを続ければ、赤字国債 は返済する義務はないし、返済する必要はない、ということになる。
ずっと新規で償還と同額の国債を発行し続ければいいのではないでしょうか?
次に、二番目に掲載した、日本の一般会計の金額は、例えば第一次大戦後のドイツのような状況ではないです。
今、一般会計は約 100兆円ですけど、グラフで見ると、そんなに極端なカーブは描いていません。
次に三番目に掲載している「各国の財政収支の対GDP比の推移」を見ますと、一部に変わった特異点がありますが、
だいたい世界経済の潮流があって、それに則って推移していることが解ります。
1995年のドイツは 東西統一の影響と思います。
1998年頃の日本は、「大部分の業種が減収減益に見舞われる「日本列島総不況」に陥った」年である。
参議院選挙で自民党が大敗し、橋本龍太郎内閣が崩壊した年である。
2008年のアメリカなどの 不景気は、リーマンブラザーズの破綻による、アメリカ発の金融恐慌の為と考えられる。
また、四番目のグラフは、日本の人口の推移です。
明治の初期は、日本人の人口は 約 4000万人でした。
それが1憶2000万人まで伸びました。
そして、2100年の予測人口は、7500万人です。