投稿者:ジュリア 投稿日:2007年 1月18日(木)15時36分41秒 |
<奈良の長期休暇事件の報道では、NHKは、中川被告が、事実関係を概ね認め、「申し別けなかった」と謝罪した、と報道しているのに対し、毎日新聞は、事実関係をヒニンし、しかも、『逮捕前と同じ金髪交じりの長髪』『ジーンズにサンダル姿で入廷』と、いかに不誠実で、反省の色がないかを強調し、中川氏に批判的姿勢で批評している。 この点で、NHKと、毎日の報道は、中川氏に同情的なNHKと犯罪人、とっちめてやれ、と言わんばかりの毎日では、好対照をなしている。人権問題での、NHKと毎日新聞、TBSの姿勢をはしなくも露呈した結果になった。 我々は、どちらを信用したらよいのか??認めたとするNHKを信じるべきか??否認したとする、毎日を信じるべきか???> 大筋で罪認める----NHKニュース 奈良市の元職員で、部落解放同盟の支部長だった中川昌史被告(43)は、去年8月、奈良市が談合を防ぐために入札の書類を郵送で受け付ける制度を導入しようとした際、市の部長や課長をどなったり、「解放同盟と市との交渉で問題にする」などと脅したりして、導入を延期させたとして職務強要の罪に問われています。18日、奈良地方裁判所で開かれた初公判で、中川元職員は「テーブルをたたいたりしたことはまちがいなく、申し訳ない」などと罪を大筋で認めましたが、「解放同盟と市の交渉を持ち出したのは脅迫のつもりではなかった」とも述べ、一部の事実を認めませんでした。検察側は冒頭陳述で「被告は、市が妻の建設会社と随意契約を結ぶなら交渉では持ち出さない」などと、業者の利益のために制度の延期を図ったことを指摘しました。中川元職員は、病気を理由に5年10か月の間に8日しか勤務せず、市からこの間の給料、およそ2200万円を返すよう求められているほか、妻の経営する建設会社が談合にかかわっていたことも明らかになっています。 奈良市元職員:起訴事実否認 奈良地裁-----毎日新聞 奈良市の郵便入札制度導入を延期させるため市幹部を脅したとして、職務強要の罪に問われた元同市職員、中川昌史被告(43)=長期欠勤問題で懲戒免職=の初公判が18日、奈良地裁(奥田哲也裁判長)で開かれた。中川被告は事件当時、部落解放同盟奈良市支部協議会の副議長だったが、役職を利用し脅したとされる点については起訴事実を否認した。 中川被告は逮捕前と同じ金髪交じりの長髪で、午前11時、黒のセーターにフード付きの黒いコートをはおり、ジーンズにサンダル姿で入廷。奥田裁判長に促され、淡々とした表情で被告人席から証言台へ進んだ。 起訴状などによると、中川被告は、談合防止のため市が昨年10月導入予定だった郵便入札制度について、導入されれば、妻小百美被告(44)=競売入札妨害罪で起訴=が代表を務める建設会社など地元業者が談合できなくなると考えた。このため同年8月、部落解放同盟の役職を利用、「郵便入札はあかんやろ。(奈良市支部協議会と市との)セクション別交渉で取り上げる」などとテーブルをたたいたりして、総務部長ら2人を脅した。【高瀬浩平】http://www.nhk.or.jp/news/2007/01/18/d20070118000081.html |