文化放送で、ハンブルク在住の村中リコさんのリポートで、ワールドカップサッカーでの日本人のゴミ拾いについて言及していた。
ドイツでは、何処へ行っても概してゴミが落ちてる文化なのだそうだ。
そこで、日本人がゴミを拾っている光景は、異国趣味、エキゾチックな光景と映っているのだそうだ。
ただ、ここで気を付けないといけないのは、日本人などのアジア系の住民が、きちんとしている特性があったり、計算やコンピュータ得意な特性があるので、ドイツ人はそれを利用して、職場で優秀な人でもデータの打ち込みばかりさせて、思考や判断の必要な仕事はドイツ人がやっているということも見られる、と語った。
これは、言葉で公然とアジア人を差別することはないが、何となくの雰囲気や、アジア人には単純作業をやらせるとか、が見られるとのことだった。
村中さんにとっては、この様な日本人を低く見る、アジア系を低く見るドイツの文化は、どうも納得できない、と語った。
また、日本人が掃除をしている光景を見ると、「日本人は掃除をすることが好きなの?掃除が楽しいの?」と聞かれるそうだ。
村中さんとしては、ドイツ人が、日本人が掃除をしている光景を見ると、奇異の目で見て、日本人は汚れ仕事をするのが好きな人種と思われることもあるので、程々にして欲しいと思う、と語った。