投稿者:ジュリア 投稿日:2006年10月18日(水)23時43分58秒編集済 <10/18日、午前8時頃、NHKラジオは、千葉県での障害者差別禁止条例について取り上げた。その中で、障害者団体の代表の方が、日本の抱える差別で、重大なものは、1.障害者差別、2.部落差別3.外国籍人への差別、を最も憂慮するべき問題だと指摘した。 このことは、NHKサイドとしては、コメントをする代表者の大まかな論調はおさえていたわけで、事実上、NHKとして、日本には身分差別=部落差別が存在することを認めたことを意味し、極めて重要で画期的な福音だ。 拉致事件は存在しないと言っていたのが、拉致があったと認めた以上の衝撃だ。天下のNHKで、「被差別部落」の差別問題、という言葉が全国放送で流れたことは、全ての部落民にとって福音であり、障害者差別はもとより、イジメの解消へと向かう取り組みの第一歩となることを期待する。 ただし、障害者差別、部落差別、朝鮮人差別は、コメンテーターも言っているように、非常に克服困難な問題だ。障害者になって、福祉が受けられるから嬉しいという人間がいるだろうか??同じく、部落民で給付が受けられるから嬉しいという人間がいるだろうか!??否、障害者は、福祉などいらない、健康な心身が欲しいというだろう。また、同じく、部落民も、給付などいらない。ただ、差別を無くして欲しい、というだろう。 障害者差別でも、県民に公開し、広く意見を求め、みんなが言いたいことを隠さず、意見をぶつけ合って初めて今回の条例が制定までこぎつけたのだ。部落差別についても、公開し、広く意見を求め、意見のぶつかり合いがあって、初めて、部落差別の解消に向かうのであって、公開と、議論と、衝突がなければ、差別の解消はないのである。 ジュリアも、パニック障害で、尚且つ、股関節症だ。身障者手帳も持っている。尚且つ、新平民だ。障害者は、自立に勤めなければならないが、同時に社会も好きでなった障害者ではないのだから、社会の共存と尊重を共有することがお互いの幸福だ。また、新平民差別でも、好きで新平民に生まれてきた人間はいない。新平民も、自己規律を守り、襟を正すと同時に、極端な所得格差や、結婚差別等の不当な差別の解消へ向けて、新平民自らの行動と発言、それと平民との強調と相互の思いやりが、200年は解消しないと言われる部落差別を解消する第一歩となるだろう。 また、TBSで取り上げた、芦原病院の件に関しても、芦原病院へ通う人間は、ほとんど部落民であり、当然生活保護や、貧乏人が多い。そうなれば、費用が滞納し、芦原病院は、必然的に赤字経営になるのは火を見るより明らかだ。 となると、部落民に医療を受ける権利を剥奪するか、あるいは、助成して芦原病院を存続させるかの二者択一になってくる。 このことの最大の元凶は、部落民の所得が極端に低く、支払い能力がないことである。だから、いつまでも援助をするのではなく、部落民が、その他、平民並みに所得が向上して、自前で医療費を払える様になれば、芦原病院の赤字体質はなかっただろう。 その為には、部落差別を「克服しなければならない国民的課題」と位置づけ、単に援助するだけでなく、就学率を高め、安定した収入を確保でき、自立できるように持って行く必要があると考える。その為には、国家400年の付けを、200年掛けて解消する覚悟を、全ての国民が持つ必要があると考える。> |
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