投稿者:ジュリア 投稿日:2005年11月29日(火)11時17分10秒 | 編集済 |
<抑うつ神経症とは、神経症(ノイローゼ)の一種で、主にうつ症状を主訴として、うつ病との判断は中々見極めが難しいのですが、今では確固たる判断基準が確定しているので、精神科医、特に神経科、心療内科のドクターなら、まず判断は間違わないと言われています。 しかし、群馬県立精神医療センターの山口由美子医師の処方には疑問が残ります。ジュリアもいろいろな文献をあさって見ましたが、心理療法、行動療法、認知療法等が有効らしいですが、実際には薬物療法が主体にならざるを得ないのが現状のようです。現在の日本の医療は、心理療法、行動療法、認知療法の価値を高く評価せず、専門医の育成にも消極的なのです。 例えば、具体例を挙げると、診療報酬の基準額、基準点数でも、通常の薬物治療行為に対しては、通院で、320点であるのに対し、心理療法の点数は、80点なのです!!!薬物治療の1/4しか収入が得られないのです。そうなれば、誰だって効果があると解っていても、心理療法より、4倍も高収入の薬物療法医師を志願するでしょう!!この辺が、医学界でも、薬物療法医師が威張っていて、心理療法医師が補助的な位置づけしかしてもらえず、片身の狭い思いをしている原因なのでしょう。 それはさておいて、山口医師は、大量にメジャートランキライザー(1日90㎎のレボトミン)を処方していますが、私の知る限りでは、心理療法、認知療法、行動療法が出来れば尚いいのですが、それに加えて抗うつ薬を処方するのが一般的治療法です。それなのに山口医師の様に、大量のメジャートランキライザーを投与し、抗うつ薬は一切投与しない、というのは、いかがなものでしょうか?? 少しでも精神医学を学んだ人間なら、不思議に思うのではないでしょうか?? 参考文献を用意しましたので、よかったらご覧下さい。> http://www.e-rapport.jp/kyoiku/kyoiku22/kyoiku22_09.htm http://www.e-rapport.jp/kyoiku/kyoiku22/kyoiku22_05.htm http://hodori.incoming.jp/utsu.htm http://www.get5.net/japan/type/utu/utu_index.htm http://lulu-web.com/yokuutu.html http://u2blog.livedoor.biz/ http://medical.radionikkei.jp/Jshp/final/pdf/150721.pdf#search='http://www.pref.gunma.jp/c/12/seishin/ |