玉木雄一郎さんの動画をたまに拝見しますが、本当に頭がいい人だと思います。
そして、学術的 (経済学的、政治学的、学問的)にも、やはり正しいのだろうと推しはかります。
今回はAI について解説していて、興味深かったです。
ただ、一部に勘違いしている点もあるかな、と思いました。
まず、一番大きな問題点が抜け落ちてます。
それは、AI を 作っている主要な企業が、アメリカと中国であって、日本の企業がない!という点です。
かつて日本は技術大国と言われいました。
任天堂やソニーはその代表でした。
しかし、任天堂も AI の開発はしていませんし、ソニーに関しては外国資本の会社になってしまいましたし、AI も開発していません。
80年代の日本を知っている私としては、落胆しています。
玉木さんは、日本企業が AI 開発に参画していないという重要なポイントに触れていませんでした。
また、小さな挙げ脚取りの様で申し訳ないのですが、動画の中で玉木さんは、 AI の運用の部分で 日本の政界、財界が世界をリードする、と言っていたかと思いますが、残念ながら日本の政治的かつ経済的地位は非常に小さくなってしまっており、日本はG7の中で音頭を取るだけの力量はないと思います。
その点は日本の立っている位置の認識が私とは完全に違います。