動画で「魔女っ子メグちゃん」を見ています。
今、第五話位まで見ました。
子供の頃、見ましたが、内容はもう完全に忘れています。
ただ、覚えているのが、
①主題歌の「二つの胸のふくらみは、何で出来る証拠なの」というフレーズ。
動画の中では、お色気要素はほどんどないです。
ただ、部屋で寝ている時とかは、ブラとかも付けてます。
体重が、38.5kg ということなのですが、恐らく小学生中学年から高学年程度だと思います。
② あと記憶では、ライバルの青いシルエットの冷たい印象のライバルの魔女の「ノン」がちょっと怖くて、悪者の印象でした。
でも見返してみると、ノンは、メグを助けたりして、結構優しい所があります。
ノンは、おてんばで飾り気のないメグに比べて、優等生で、育ちもいいのですけど、決して心根は悪い人ではなくて、魔女の世界、魔界の良き指導者、良き女王になりたいという使命感が強いだけです。
ノンは、決して悪意ある行動や、メグたちを気づ付けることはしません。
ただ、プライドは髙く、メグには負けないで、自分が魔界の女王になりたいと云う気持ちが強い少女です。
余談ですが、メグとノンは、 ライバル rival (互いに切磋琢磨する) であって、hostile (互いに憎しみ逢う)関係ではないのです。
第一話から第五話まで見た感想は、子供向けのアニメですが、内容が結構キツイ場面もあります。
ママが、メグを突き放した行動を取った時は、意外な展開にびっくりしました。
また、今日は 変わり者の天才ピアニストが登場するのですが、ショパンを弾きます。
このショパンの 弾き語りの音楽が、味があって良かったです。
そうそう、飛びますが、音楽の話ですが、子供の頃に見た、「青春の門」の中で、失恋したパンパンの女性が、葬送行進曲を弾くシーンで、私は「なんてロマンティックで抒情的な音楽なんだ」と感激しました。
それで、このロマンティックな葬送行進曲を聴きたいと思って、CDなどを買いましたが、どれもこれも、静かで暗くて、子供の頃に聞いた、甘く、甘ーい、ロマンティックな葬送行進曲は見つかりませんでした。
それで、つい5年位前に、懐かし動画で、「青春の門」(吉永小百合さんとか、デビューしたての大竹しのぶさんとか出てる)を見た時に、パンパンの女性が失恋の時に、あの甘い、甘ーい葬送行進曲を弾いたのです。
私は、これだったのかぁ!と納得し、感動しました。
本当に、曲は、誰が弾くか、まだどの様なテーマを持って弾くか、によって、全く違う印象になりますね。
だから、音楽は楽しい!人によって違う曲になるから!
③ メグの住む世界
街並みが、ヨーロッパですね。
しかも、高級住宅街です。
みんないいとこのお坊ちゃん、お嬢さんで、お金持ちです。
そういえば、バブルの頃の日本のラブストーリーや、不倫などのドラマは、ぶっ飛んで高級感満載でしたね。
今のドラマは、凄く貧困感というか、リアルな感じのドラマですね。
メグの家は、食事の前に聖書の一節を唱えてから、食事をします。
キリスト教の家庭です。
そこからしても、やはり、メグはアメリカの白人の高級住宅街か、欧州を連想させます。
私は、PRしても、1円ももらっていませんけど、メグちゃんは面白いですよ。
なぜなら、子供向けのアニメと言っても、作っているのは、皆大人ですからね。
大人じゃなきゃ、あんな立派な原作も、脚本も描ける訳ないですよね。
子供にも解るけど、ちょいちょい、大人にも響く題材を差し込んで来る、遊び心もある。
第一話 は、無料公開しています。
その後、全話を見るなら、確か 1500円位ですよ。
c.f. 原作 ひろみプロ、成田マキホ
脚本 山浦弘靖、雪室俊一、辻真先