地球温暖化だと言われているが、地球規模で考えた時、どうなっているのか、良く考える必要がある。
私は高校の地学の教科書を持ち出して、参考にした。
地学の教科書を見ると、まず第一に、ジュラ紀の CO2 濃度は現在の 約4倍~10倍程度の濃度であったことが解る。
その時代に、恐竜は繁栄を極めていた。
現在の CO2 は 地球の歴史上、かなり低い状態にある。
また、今後、どんなに人間が頑張って二酸化炭素を排出しても、現在の4倍~10倍、つまり恐竜時代ほどの 濃度は達成できない。
また、ここ10万年程度の気温の推移を見てみると、最近ちょっと低い谷が来ていて、現在揺り戻しで上がっている可能性があって、この気温の上がり具合は、過去30万年程度を見ると、正常な範囲内であることが読み取れる。
結論として、二酸化炭素の濃度は現在、非常に低い状態にある。
尚且つ、現在の温度上昇は、過去10万年~30万年程度の変化を見ると、誤差の範囲内であると言える。
ただ、この温度変化が、文明世界の人類にとって、何の影響もないとは言えない。
しかし、地球規模の、気温の変化は誰も止めることも出来ないし、気温をコントロールしようという発想自体が滑稽な考えである。
地球のダイナミズムの中で、人類も哺乳類も魚類も、細菌も植物も生きて行くだけだ。
炭素がどうのと言って騒いている人たちは、もう一度高校の地学の教科書を読みなおしたらいい。