投稿者:ジュリア  投稿日:2005年 9月 3日(土)14時31分8秒
  ジュリアが長野県にいた時もそうだったが、自分の勤務する会社会社の幹部が自民党候補者の後援会への入会記名を求められた。その会社では断ったが、多くの社員はなかば強制的に署名させられていた。また、ジュリアが零細電気工事関係会社に勤務していた時も、社長はもとより、血縁のない営業部長までが自民党候補の応援に駆けつけていた。営業部長は、拒否すれば首、という現実があった。その間仕事はしない。また、朝礼では、公然と社長が自民党の○○氏に投票するように!と呼びかけた。ジュリアは、会社の命令と自らの意思の間で揺れ動いて、最後には棄権という選択肢を選んだ。出勤してきちんと自民党に投票したかと問われたジュリアは正直に「選挙には関心がないので?行きませんでした。」と応えた。社長は不満の表情を隠そうとはしなかった。
 また、ある会社では、労働組合が組合員に特定の候補に投票することを呼びかけた。
 この様な行為は公職選挙法では違反にならないのだろうか??そもそも選挙権の行使は、非常にプライベートな行為であって、私は民主党から頼まれても、友人の個人の意思を尊重する。その極プライベートでかつ基本的権利を会社、経営者、上役などが束縛していいのだろうか??これは一種のパワーハラスメントではないか??

 特に今回訴えたいのは、群馬県内の知人が、会社の命令で休日出勤して、会社の応援する自民党候補の応援の為に、ランダムに400件個別訪問して、自民党候補への投票依頼をしなければならない、という事実を聴いて、驚いたのと同時に、暗たんたる気持ちになったからだ。いくら保守王国群馬といえども、その会社の従業員全員が自民党支持者ということはないだろう。さからえば首ということは解っているから、誰も逆らえない。会社の上司からの命令では仕方がない。しかも、自分の選挙権を会社の言うままにするのみならず、あかの他人の家に400件も個別訪問するノルマまで課しているのだ。なんとも・・・・いやらしいやり方ではないか???
 何のための選挙権なのか???そんなことをするなら、選挙権は企業が一括して従業員の分を投票するよう選挙法を変えた方が勤労者の負担は楽になるのではないだろうか!!そこまでいうなら、選挙権、売ります、あげます、と言いたくなる!!
 結局、選挙なんて個人の意思とは関係なく決定されるのだ。それなら、選挙に何の意味があるのか??少なくとも群馬県においては、選挙は実にくだらない、無意味な選挙になるだろう。http://www.gun-ken.or.jp/

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