投稿者:ジュリア 投稿日:2005年 1月18日(火)06時04分7秒 |
2.性犯罪を大きく二つに分ければ、大人に対する性犯罪、と子供に対する性犯罪に分類できます。大人に対するものならいいと言うわけではありませんが、子供への性犯罪は、許しがたい、言語道断な悪行です。しかしながら、性的嗜好が子供に向かうなら、それは困ったものです。バックでしか感じない女性に、急に正常位以外禁止、と言われても困るでしょう。だからといって、もちろん実際に性的暴行をすることは、神仏を恐れぬ蛮行です。絶対あってはならないことです。もしもそういう性癖が幼児性の為なら、何とか救いの道はあると思います。しかし、本質的に成熟した成人が幼児性愛をもっているなら、話し合いによって理解を深めてもらい、成人との性交渉による代替行為によって、なんとか性欲を処理できるようなプログラムを組んで、本人の復興に期待する以外にないのではないでしょうか?いずれにしても、看過できない重大問題です。 この様なことを考えれば、日本の風土と習慣にあった形での、性犯罪の経験者の警察での現住所等の把握は必要なことと考えます。さらに、1回だけの人と、2回以上の人の区別もあってしかるべきだと思います。2回以上は常習犯で、常に監視しなければなりません。監視と教育の二本立てで対応する必要があると考えますが、費用の負担を考えれば困ったものですが、ただ困ったと言っていても何も始まらないので、第一歩を踏み出すことが重要だと考えます。 また、成人に対する強姦等も、忌々しき事態です。これも大きく分けて、強姦自体に性的興奮を感じるタイプと、強姦は性的興味はなく、純粋に暴力を振るうことに快感を感じているグループもあります。これれらも、初犯と2回目、複数回では対応が違ってくるべきだと思いますが、強姦自体に興奮を感じるグループはやはり、カウンセリング等で正常な性交渉でも快感を感じられるように、代替性行為による快感の習得への矯正教育が必要なのでしょう。また、暴力が好きでやっている人は、なぜそうなのか、やはりカウンセリングによる自己コントロールの回復が必要なのではないでしょうか?しかし、この様なカウンセラーは、報酬も少なく、制度的にも認められておらず、まずはカウンセラー養成と、報酬の確保から始めなければならないのが、今の日本でしょう。また、貧困や、絶望が原因となる性的暴力は、社会の所得の分布の健全性の回復が必要なのではないでしょうか?ちょうど今の二極化の反映であると考えて良いのではないでしょうか? どちらにしても、日本の重犯罪リピーターに対する、対応能力は、今回の奈良の事件を教訓として、立ち消えることなく、長いスパンで改善に改善を重ねる覚悟で、監視と、カウンセラーの報酬確保から始めの一歩を踏み出さなければならないのでしょう。> ■性犯罪者の保護観察強化へ 再犯防止策で法務省 奈良市の女児誘拐殺人事件で性犯罪者の再犯防止に世論の関心が高まっていることを受け、法務省は17日までに、性犯罪で服役し刑期満了前に出所した仮出所者の保護観察を強化する方針を決めた。専門公務員である保護観察官の関与を強め、直接面談する頻度を増やすなどする。 仮出所者に対する保護観察中のケアは、通常、保護観察官に協力する民間ボランティアの保護司が中心になって当たるが、性犯罪者については再犯防止強化のため、心理学や教育学などの専門知識がある保護観察官が生活実態をより綿密に把握し、生活指導する必要があると判断した。http://www.okinawatimes.co.jp/day/200404031700.html |