サイトアイコン Julious_Akisue ( あきすえ ) のブログ 1.0

少子高齢化の現実は都会に住んでいては解らない:現実を知ることから始めよう

先日、村の寄り合いに参加したり、広報を見たりして、つくづく思った。

 ① 廃屋が多く、高齢化が進んでいる。

 ② 小中学校の子供の数が、私の子供の頃と比べて半分近くまで減っている。

 これは、村としても対策を取って行かないと行けないでしょう。
 だが、それは、町の幹部が考えることなので、ここでは何も言えない。

 しかし、この村で起きていることは、ここだけではなく、全国各地で起きていることだ。

 ニュースで少子高齢化と言うが、これは都市部に住んでいたり、地域を巡ったりして情報を得ないと、解らない。

 こうやって、現実に村を歩いて見て、子供の数を聞かされると、ひしひしとその実態を体感し、ある種、恐怖感を感じる。

 私と同じく、普通に大都市に住んでいる人にはピンと来ない問題ではないか?

 少子化対策は必要だが、その結果は限定的な抑止に留まるでしょう。

 日本国レベルでは、ここ30年~50年の極端な少子高齢化の急場を何とかしのぎ、次の50年~100年の日本国の維持に向けて対策を、国、地方自治体で考えていく必要がある。

 ここで私が思うのは、田中角栄の列島改造論である。

 角栄氏が言っているのは、「地方のバランスの取れた発展と維持」ということだ。

 私は、今も田中角栄の列島改造論は尊重するべき政策だと思っている。

 今後、30年から50年の急激な人口減少を食い止めて、ゆるやかな人口減少時代の新体制の日本国へ制度を変えて行かないと行けない。

 恐らく、先進国で人口が増えるということは、考えにくのではないか?

 ただ、今後、日本国の日本人の人口が7000万人~8000万人になるのは仕方がないこととして受け止めて、その人口が6000万人まで減少するには100年以上掛かるというレベルまで持っていきたい。

 その為の政策は、様々な研究機関や、学者先生やシンクタンクが発表している。そして、具体的な政策は、それが政策として、打たれるのか、打たれないままぐずぐず行くのか?そこは政治家と企業経営者、そして日本を運転しているトップエリートの行動いかんということになる。

 今、寒村に住んで思うのは、まず第一に雇用の確保を何とかして欲しいのが切実な思いだ。 
 今、工場が中国へ出て行ってしまい、村に工場がなくなった。
 働く場所がないので、どうするか?
 周辺都市や、大都市に家族で転居して職を得て生活するしかない。

 しかし、先ほど言ったように、田中角栄の言ったように、地方のバランスある発展は、日本国に住む日本人にとって非常に大切だ。
 その為の具体的な政策案は、様々出されている。
 ただ、さまざまな政策がいろんな人から出されても、政策を実行する人がいなければ、全く考えるだけのゲームになってしまって、飯の足しにはならない。

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