先日、習近平がモスクワを訪問し、プーチン大統領と会談した。

 様々話されただろうが、注目はウクライナ戦争の停戦問題だ。

 YOUTUBE の中で、山岡鉄秀さんは次の様に指摘した。
 (アメリカの危機!トランプを取り巻く現状と日米の関係性【CGS 山岡鉄秀 日本人のための情報戦 第30回】)

 ペンタゴン、国防総省は、2回にわたり、「ウクライナ戦争がウクライナの勝利によって終わることはない。
 他国の仲介による停戦協定によってのみ、停戦、終戦は可能だ。」と発表し、米国政府に停戦を進めることを提言した。

 しかし、国務省と民主党、ホワイトハウスは、依然として主戦論を唱えている。

 フランスのマクロン大統領が北京を訪問したのも、当然ウクライナ戦争の停戦協定へ向けた布石という面もあるだろう。

 
 マクロンにしても、西側民主主義国主導の停戦協定を欲しているだろう。

 しかし、残念なことに現状、バイデン、岸田文雄は主戦論を唱えている。

 
 そこで濃厚なのが、習近平が主導する形の停戦だ。

 ウクライナのゼレンスキー大統領も、言葉のはしばしに、停戦を考えている様子をにじませている。

 アメリカの軍事産業が一通り在庫処分を行って、一定の戦争特需の利益を回収できた点で、本格的停戦へ向けて踏み出すのかも知れない。

  [c.f] 茂木誠先生は、以前の動画の中で、ウクライナ戦争の停戦の妥当なラインは、ロシア系住民が過半数を占める東部などの地域をロシア占領下に置いた状態で停戦する、のが現実的なラインではないか、と語られたと記憶しています。

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「ウクライナ戦争、そろそろ停戦してほしい」と中国がジリジリしだした理由(JBpress)
(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/74535)

電撃訪問でプーチンと会談した習近平、仲裁案提案の裏にはやはり秘めた狙いが
2023.3.27(月)
青沼 陽一郎

岸田文雄首相がウクライナの首都キーウを訪れてゼレンスキー大統領と会談した3月21日、ロシアの首都モスクワでは中国の習近平国家主席がプーチン大統領と会談していた。

 中国は、ロシアのウクライナ侵攻から1年の節目となる2月24日に、「停戦」と「直接対話」を呼びかける仲裁案を発表していて、共同声明ではロシア側がこの仲裁案を積極的に評価していることからも、習主席の訪問は仲裁の役回りを果たしたと受け止められている。

[なぜこのタイミングで中国は仲裁に乗り出したか]

 この会談に先立ち、中国は3月上旬にイランとサウジアラビアの外交関係の正常化を仲介している。米国の勢力圏であるはずの中東でも影響力を強め、ウクライナ侵攻にも仲介することで、米国を凌ぐ国際秩序の支配を高める狙いがあると見られる。

 だが、ウクライナ侵攻から1年が過ぎて、中国が仲裁に乗り出した理由はそれだけだろうか。

(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/74535)

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アメリカの危機!トランプを取り巻く現状と日米の関係性【CGS 山岡鉄秀 日本人のための情報戦 第30回】
( YOUTUBE )

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