サイトアイコン Julious_Akisue ( あきすえ ) のブログ 1.0

インバウンドと国内消費とどちらが大事か?

 今、少しテレビなどのニュースで、円安でインバウンドが増えて、ウハウハだとか言ってる。

 訪日旅行客の落すお金が、約5兆円が見込まれて、これで日本の景気が潤い、GDPも伸びる、って言ってる。

 円安もいいことある、インバウンドの海外からの中国人に買い物して欲しいって、言ってる。

 でも、本当にそうか?と思う。

 

 2020年の国内総生産 約540兆円に占める、国内消費の割合は 52%で、金額で言うと約 280兆円だ。

 はっきり言って、280兆円の国内消費額と比べたら、インバウンドの5兆円なんて、どうでもいい無視してもいい程度の金額なのだ。

 インバウンド拡張政策を進めて、国内消費が減少したら、元も子もない。

 
 それを大げさに、テレビなどはインバウンドで中国人が旅行に来れば、日本は景気が良くなるって、凄い流してる。

 全く馬鹿げている。

 日本の景気を良くしたいなら、どうしても国内消費を、どうやって上げるか?ということになるのではないか?

 だって、国内消費は 280兆円なんですよ。

 これが 例えば 10% 増えれば 28兆円 潤うんですよ!!

 中国のインバウンドの 5 兆円とか、どうでも良くないですか?

 例えば、消費税(付加価値税) を半分の 5%にするとか、消費税を廃止して高級品に課税する物品税に置き換えるとか、財政出動をするとかして、消費喚起すれば、小売業も卸売業も製造業、サービス業も伸びて、法人税収が上がり、所得税収も上がって、政府の懐も温まるでしょう。

 まずは、どうやって国内消費を喚起するか!ではないでしょうか。

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