拒否できない日本 という書籍が、現在発売停止になっている。
都合の良くない内容なのは確かだが、発売を制限するというやり方はどうか?
そもそも、アメリカは 日本に 年次改革要望書 というタイトルで これとこれを実行しろ、と命令して来ていた。
要望というが、実質は命令ということだ。
占領下の日本政府は、米側の リクエスト という単語を、できればそうして欲しい と語訳したが、正しい意味は、命令する、の丁寧語だった。
年次改革要望書は、一旦廃止したていで、どっこい「日米経済調和対話」と名前が変わっただけで、今でも命令書、指示書は毎年10月に米側から日本政府に届いている。