
数年前の話なのですが、NHKラジオの子供電話科学相談を聴いていたら、ある小学生の男の子が、「どうしてハイエナのメスには、おちんちんが付いてるのですか?」
みたいなことを言ったのです。
私は、”出た!馬鹿だ!馬鹿な子供だ!不謹慎だ!”と思った。
だけど、担当の先生は、怒ることもなく、否定することもなく、淡々と回答し始めた。
確かライオンもメスが狩をするんだった気がします。
ハイエナもメスが主に狩をするので、出来るだけ筋力、筋肉が必要なので、男性ホルモンのテストステロンが多く分泌するので、ペニスを持ったメスが存在するのだそうです。
そして、セックスの時はペニスが体内にへこんで膣を一時的に形成して、オスのペニスを受け入れるのだそうです。
このことは、メスがセックスをする気にならなければ、性交渉はできない、つまりセックスの主導権を確実にメスが握れるという仕組みであるらしい。
また、出産の時は、ペニスの尿道を通って出産する為、ハイエナの出産は命がけで、実際メスは出産で死亡する確率がかなりあるという。
ペニスを持ったメスという動物は実在した。
質問した子供は博識であって、馬鹿ではなかった。