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言葉狩り---アイヌをタブー視する毎日  

投稿者:ジュリア  投稿日:2007年11月 1日(木)05時50分10秒
 <そもそも、NHK「日本人はどこから来たか」シリーズでは、日本人の大元のルーツは、今の東北シベリアに住んでいて、そこから地続きで、樺太、北海道を経由して、東北、関東に渡って住んでいたと放映された。
 そもそも、アイヌ人は、大和王朝時代は、蝦夷と呼ばれ、征夷大将軍、坂上田村麻呂が、東北討伐をした。
 アイヌ人、蝦夷は、坂上田村麻呂に屈服し、大和朝廷の傘下に入った。
 その後、大和の傘下に入ったことで、渡来系の大和朝廷や、渡来系の人との混血が進んで、現在では、東北地方の独特の色白の人種が出来上がったのだ。
 つまり、DNA的には、アイヌは古代日本人の純血種と言え、アイヌ=蝦夷のDNAは、東北、関東では、非常に強く残っている。

 学術的には、いろいろな意見があるが、東北、関東人は大和朝廷系の渡来人との混血が進んだとはいえ、アイヌ=蝦夷の血を引いているのであり、血統的には関東、東北人は、アイヌ=蝦夷系のDNAを引き継いでいる。

 また、鹿児島県人は、隼人と呼ばれ、南方ルートで、マレーポリネシア系のDNAを引き継いでいる。もちろん、鹿児島県人、隼人も、蛮族であったことは言うまでも無い。渡来系の大和に平定され、混血が進んだが、DNAを調べれば、マレーポリネシア系の因子が見つかる。

 その意味では、日本人は主に東北関東のアイヌ=蝦夷系、九州のマレーポリネシア=隼人系、琉球人、中国、近畿の渡来系と大まかに分類できるが、多くは混血が進んでおり、それらを総称して「日本人」と呼んでいるのだ。
 アイヌと、琉球人は、混血の度合いが少ない純血種だから、異民族と言われるのかもしれないが、少なくともアイヌは大和=渡来系が来る前の主たる元祖日本人であり、我々東北、関東地区には、多くアイヌの血を引いており、その辺の事実認識をしっかり持たないと、勘違いが起きてしまうだろう。  >

http://www.asahi-net.or.jp/~SH8A-YMMT/hp/japan/list06.htm

http://www2.odn.ne.jp/aao49560/sinokuni01.htm

http://blogs.yahoo.co.jp/manase8775/folder/922625.html

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<民主・山岡氏>「アイヌの血を引く蛮族」と発言 (毎日新聞)
 民主党の山岡賢次国対委員長は31日に国会内であった自民、民主両党の国対委員長会談の冒頭で「(自民の)2人は貴族。こっちらは(民主党は)アイヌの血を引く蛮族です」と発言した。山岡氏は直後の記者会見で撤回したが、民主党は先の参院選で北海道選挙区で無所属で出馬したアイヌ民族出身の多原香里氏を推薦しており、発言は波紋を呼びそうだ。

 山岡氏は記者会見で「差別用語につながる言葉は取り消す。誤解を与えるとすれば申し訳ない」として撤回した。そのうえで「私は(自分が)たくましさとか、生活者中心、そういう土壌から出ていると言っている。その言葉を使うこと自体が差別だ、という認識には賛同しない。アイヌの血を引く者を悪いとは思っていない。口走ったということなら、誇りに思って言っていると解釈してほしい」と釈明した。

 アイヌ民族問題に詳しい榎森進・東北学院大教授(日本史)は「アイヌ民族イコール野蛮な人という前提で発言している。無意識なのだろうがそこが問題だ。責任ある国会議員としての資質を疑う」と話している。【渡辺創】
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