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TBSの差別報道に抗議する!!  

投稿者:ジュリア  投稿日:2006年11月 4日(土)03時20分30秒 <TBSは、NHK等の報道で、奈良市の病欠職員問題にが、被差別部落の問題であると認識しておりながら、それが部落差別の問題であることを隠蔽しつつ、部落解放同盟の失態を、面白おかしく報道しており、部落差別の問題に真摯に取り組んでおらず、結果的に逆に部落差別を助長する報道内容になっており、部落民として、強く抗議する!

 TBS報道の問題点を列挙すると、
1.問題が部落問題であることを隠蔽し、面白おかしく報道しており、差別を楽しむ姿勢が感じ取られる。極めて遺憾だ。
2.TBSは、意思に威圧とか、圧力とか、脅迫があったと指摘しているが、これは部落解放同盟の運動姿勢に対しての批判と思われるが、一読して、個人的、一般的な恐喝とも受け取れる報道になっている。TBSは、なぜ団体、組織としての部落解放同盟からの圧力と言わないで、個人的脅迫に置き換えているのか??
3.実際に部落差別で苦しんでいる人に対しての配慮が足りないのではないか??要するにTBSは、部落差別を承認し、それどころか差別されて苦しむ姿を見て、楽しんでいる愉快犯ではないか!?

 以上の点が、部落民の苦しみに塩を塗る行為と言わざるを得ない。部落差別を余興と、笑いのネタとしている点は、非常に反良心的であり、人間性を疑い、かつ、部落差別に対する知識が不足しているものと考える。

 これらの問題は、部落民に苦痛を与えると承知したうえで行った報道であり、部落民に対する、基本的嫌悪感を示しており、かつまた、何らの部落差別の改善策を提示せずに、しかも問題の本質が部落解放同盟と、市、行政機関、公的機関との癒着と、解放同盟の差別を盾にして威圧して給付を得るという手法に問題があると承知した上で、全ての部落関係者を踏み台にして、部分的問題を、間接的な表現によって遠回りに批判するという、狡猾で、いやらしい手法で解放同盟の手法を批判している。
 従って、TBSの奈良市、解放同盟メンバーが奈良市清掃局職員として勤務している実態を、不当に問題の本質を隠蔽して報道し、巨大メディアとして、責任を逃れる逃げ道を残した方法での部落民批判となっており、狡猾で、部落民の苦しみを楽しむ差別報道と言わざるを得ない。
 真に悲しい現実だ。
 TBSに対しては、逃げるのではなく、部落差別が全ての国民を不幸にする、負の遺産である、という見地に立って、飽くまで差別の解消と、部落民の痛みの最小化に寄与する手法での問題提起と、その解決策を提示して欲しい。そして、もう一度、客観的に、科学的に、感情論抜きで部落差別を検証し、部落差別の歴史と、現状を勉強しなおして欲しい。

 TBSは、只、問題を滑稽に楽しんでいるだけで、問題の本質に踏み込まない卑怯者なので、当の部落民であり、部落差別が原因で失職したり、何度も便所で泣いたりして来た経験のあるものとして、心ある部落差別の解消を望む人に対して、提案したい。

 ジュリアからの提案

1.差別の実態調査の実施。部落地区に住む人間が、ポルシェに乗っているというが、本当に部落民はそんなに豊かなのか???特殊部落地区と、それ以外の一般住民との所得の分布を調査するべきだ!
 その上で、被差別部落と、一般地区に有意な格差があるなら、行政は何らかの方法で被差別部落と、一般地区の所得格差を無くす努力をするべきだ。
 同和対策特別措置法の結果、道路やその他インフラの整備が行われ、かなり格差が縮まったと言われているが、それは、解放同盟の活動が盛んな地域では実現されたが、解放同盟の活動の不活発な地域では、未だに被差別部落の物理的環境整備がなされていないのではないか??実態を調査して欲しい。
 我々、部落民は周辺地域の住民の協力を得て、就学率の向上などを進めてきたが、現時点での被差別部落と、その他一般地区住民の間に、どの程度の格差があるのか、実態調査をして欲しい。そして、もし、部落と一般地区に、大学進学率等の格差があるなら、是正すべく行政その他公的機関は様々な援助をして欲しい。
 それが結果として、部落民の所得の向上に繋がり、部落とその他一般地域の所得格差と、貧困故の差別の解消に繋がることだと考える。何事も、実態調査による、客観的証拠がなければ、話がかみ合わない。ぜひ実態調査を行い、客観的データを開示し、世に問うべきではないだろうか??

 加えて、一定の成果をあげた段階での部落解放同盟の活動方針に関して提言を述べさせていただければ、現状では未組織部落民が非常に多いのは問題点ではないだろうか??部落民の中でも、解放同盟に感謝しつつも、その手法についていけない人が多く、単独で差別と闘わざるを得ない状況は、解放同盟として考えて欲しい。
 また、一定の成果を上げた現状で、部落内部での格差が生じているのではないか??一律に差別解消の為の給付を受けるのは誤りであるから、人並みの所得と生計を立てている部落民への金銭面での援助は打ち切るべきでると考える。ただし、それは金銭面の援助を打ち切るだけであって、心理的差別に対する援助は平等に享受する権利を認める。実際、部落民であることを理由に結婚を断られたり、ののしられたり、笑われたり、嘲笑や侮蔑を受けているのだから。
 また、解放同盟は、もっと広く開放的で、多くの部落民の参加が出来るよう、体制を変え、また、多少の差別には目をつぶってでも、部落民以外の一般人の参加と、対話を盛んにするべきではないか??
 その為には、部落民でも、普通の人間と同じなのだと、広く知らしめ、偏見の除去に勤めるべきだ。
 また、解放同盟は求心力を失っており、活動も停滞している。
 このことに鑑み、解放同盟は、広く未参加部落民と、部落民以外の一般人の支持を得られるべく、開放的で、オープンな体制を敷いて、多少の差別には目をつぶり、広く差別解消運動に出来るだけ多くの人間が参加できるよう組織変革をしていくべきではないか??
 また、特に批判のある、不必要な金銭的援助に対しては、要求を放棄し、現在困窮している部落に重点投資するようシフトするべきではないか??
 ジュリアとしては、現在、このようなことを具体的な手法として提案する。
 TBSも部落民の失態を遠くかけ離れた場所から冷ややかに嘲笑するばかりでなく、具体的な提案を出すことを期待する。       >



 奈良市収集課、報道後に病欠職員激減

 奈良市の元職員が、長期間不自然な病気休暇を繰り返していた問題で、JNNが報道した直後から、同じように病気休暇を取っていた他の職員たちが、次々と出勤し始めていることがわかりました。
 病気を理由に5年9カ月間で8日しか出勤していなかった奈良市の元職員。市は先週、この職員を懲戒免職にしましたが、休暇中に支払われた給与は2700万円あまりに上ります。
 この元職員が所属していた収集課では、他にも多数の職員が病気休暇をとっていましたが、JNNがこの問題を報道した翌日から次々と出勤し始め、問題発覚前の9月下旬には8日間で延べ149人いたのが、現在では延べ55人と、およそ3分の1に激減していることが新たにわかりました。
 「(Q.そもそも病気だったのか?)一応、みなさん医者の診断書があるので、信用せざるを得ない。(Q.市民は納得できますか?)理解はしていただけないと思っております」(環境清美部・竹本芳生課長)
 一方で、元職員を診察した医師は取材に対して、診断書を出すよう威圧されたことを認めています。
 「患者さんが言ってきたら、『それは違います』とは言えないですよ。(Q.圧力はあった?)私に言わせなくても状況判断してください」(診断書を出した医師)
 この医師は、元職員のほかにも複数の職員の診断書を書いていましたが、診断書の中には日付が抜けているものもあり、職員の上司が診断書を持ってわざわざ医師のもとを訪れ、日付を入れるよう求めていたこともわかりました。
 「書類上、日付が抜けていた。(本人が)何らかの事情で(病院へ)行けないので、こちらが行ったことはある。(Q.日付が抜けているのはおかしくないか?)おかしいです」(環境清美部・竹本芳生課長)
 診断書を書いた医師に事情を聞くため、改めて病院を訪ねたところ、病気を理由に休診との張り紙が出されていました。(03日18:06)http://www.tbs.co.jp/company/guide/data03.html
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