投稿者:ジュリア  投稿日:2005年12月15日(木)18時25分58秒編集済 <現在の精神医療の問題点をケーススタディを交えて提起したい。

 群馬県立精神医療センターの医師、高橋由美子氏は、専攻は統合失調、うつ病だ。医療の範囲にも幅があり、現在では精神医療でも患者の広域化、というか、症状の分類が進んだため、より専門化され、細分化されている。現在、群馬大学、及び群馬県内の精神科、心療内科では、ほとんどの教授、助教授が統合失調、うつ病を主専攻としており、その他の神経症、などを専門に勉強している学生、医師候補は極めて少ない。
 高橋由美子氏もその一人で、使用する薬は主にメジャー系の薬だ。しかも、抑うつ神経症の患者に対して、レボトミンを1日、190mgも投与している。本来、使用すべき、抗不安薬、精神安定剤、抗うつ薬は全く投与していない。
 ジュリアも色々な文献で調べたが、抑うつ神経症に対しては、第一に抗うつ薬、(SNRI,SSRI,三環系、四環系抗うつ薬)、第二に抗不安薬、精神安定剤(主としてベンゾジアゼピン系、ソラナックス、レキソタン、メイラックス等)だ。そして、第三にこの病気は不眠を伴うことが多いので、通常は睡眠薬、睡眠補助薬として、レンドルミン、リスミー等が処方されるのが一般的だ。
 これはネット上で抑うつ神経症を検索すれば直ぐに解るし、また、大学の教養課程程度で、多少英語が出てくる本を読んでも同じことが書いてある。
 しかるに、高橋由美子氏がメジャー系の薬にしがみつく理由は何なのだろうか??それは時代遅れの医療水準と、彼女の教わった大学、及び現在勤務している医療機関がメジャー系の薬を多用することに抵抗感が全く無いからだ。それと最大の理由は、精神医学界の中で、高橋由美子氏が主にメジャー系の病気を専攻して来ており、マイナー系、神経症系の学問分野では門外漢だからではないだろうか??
 ちなみにジュリアも股関節の入院中に心療内科を受診し、イライラ防止の為にレボトミン5.0㎎を処方されたが、ボーっとしてしまって、少し舌もまわりにくい状態だったので、看護婦さんに、「お願いだから、その薬を飲むのはやめて!」と言われて、中断した経緯がある。それくらいメジャー系の薬はキツイ薬なのだ。
 また、睡眠薬について補足すれば、患者がソラナックス8.0㎎の精神安定剤だけで9時間も寝られるのに、患者の「眠れない」という言葉に従って、徐々に薬をエスカレートし、寝返りも打てない位の昏睡状態まで行かないと寝た気がしない状態まで持っていってしまったのは高橋由美子氏の診療技術のレベルに問題があるのではないだろうか??精神安定だけで充分寝られるのに、昏睡状態にならないと寝た気がしない、という患者も依存傾向が見られるが、高橋由美子氏も、患者の睡眠薬に対する耐性の発生や、患者が本当に眠れていないのか、等を熟慮する必要があったのではないだろうか?
 ちなみに高橋由美子氏の投薬では、ベゲタミンAが投与されている。(精神医療センターの医師、神谷氏の担当患者で、自死に追い込まれたWが使っていたのはベゲタミンAの半分の量のベゲタミンBだった。WはいつもベゲタミンBを飲んだ後、電話してきて、いつもろれつのまわらない言葉でしゃべった。ジュリアは、Wを殺したのは群馬精神医療センターの医療スタッフだと思っている。群馬精神医療センターの医療技術がもう少し高ければ、Wの命は絶たれることは無かったと思っている。)
 その後、患者はベゲタミンAを連続投与された結果として、寝返りが打てない昏睡状態が長期間続いたことにより、骨格に異常をきたし、脳神経内科での治療が必要な程度に至っている。
 また、その患者は、以前別の病院の神経科で抗うつ薬と抗不安薬のセットで、一旦症状が消失した、という経緯がある。現在は、その病院には行けない事情があるのだが、以前、他の病院で「抗うつ薬+抗不安薬」で、改善した、という経緯を無視して、「抗うつ薬+抗不安薬」の投与を拒否し、メジャートランキライザーのみの投与に終始しているのは、一種の医療過誤ではないだろうか?

 この様に、現在の日本の精神医療は、専門化、細分化され、メジャー系の道を歩んできた人間と、マイナー系の道を歩んできた医師とでは、全く同じ患者、全く同じ症状に対し、全く異なる処方箋、薬が投与されているのが、目の前に歴然と存在する事実なのである!
 以前、ジュリアが20歳頃に掛かった心療内科の医師は、ジュリアが森田神経症と判断したが、「どこの病院、医師でも、あれがいいか、これがいいか、試行錯誤してるんじゃない」と言った言葉が日本の精神医療の現実を端的に語っている。要するに解らないのだ。うまく治療できたら、もうけもん、ということか!(>_<)>http://www.pref.gunma.jp/c/12/seishin/

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