投稿者:ジュリア  投稿日:2007年 1月21日(日)13時05分23秒  カンボジア北東部のラタナキリ州で、18年前に消息を絶っていた女性(27)が、19日までに保護された。ジャングルでの生活が長く言葉はほとんど話せず、全裸で動物のように4本足で歩くなど“野生化”しているという。女性は1989年、水牛の世話で外出したまま行方不明となっていたが、今月13日、同州の村で米を盗もうとしているところを発見された。腕の古傷の位置が一致することなどから女性は地元の警察官(45)の娘とみられている。
 9歳で行方不明となった少女は、18年後、野生化した“獣人”になっていた。
 保護されたのは、ロチョム・プチエンさん。長いジャングル生活で、人間の言葉もほとんど話せなくなっていた。自分の腹をたたいて空腹を伝えたり、衣服を着せてもビリビリと引き裂いてしまう始末。起きているときは、ただ座って左右をキョロキョロ見回し、家族のすきを見ては衣服を脱ぎ捨て、ジャングルに戻ろうとするという。
 ロチョムさんは89年、ラタナキリ州で家畜の水牛の群れを世話するために外出したまま消息を絶った。同州周辺では当時、子供たちが行方不明になる事件が多発。ポル・ポト派の残党が関与しているともうわさされていた。
 それから18年。今月に入って、畑の作物や弁当がなくなるのを不審に思った村人たちが付近を見張っていた。そこへ今月13日、ロチョムさんが再び米を盗みに素っ裸で現れた。村人たちが捕らえようとしたところ、地面の米粒を拾って食べようとしていたという。
 ロチョムさんはほとんど言葉を話せないため、18年間ジャングルでどのように暮らしていたかは分かっていない。地元警察は「半分が人間で、もう半分が獣のようで、言葉を全く話さず、昼間は眠り、夜は目を覚ましている」と話している。
 奇妙なニュースは、すぐに“父親”の耳にも届いた。地元警官の男性が「行方不明になった娘に違いない」と名乗り出た。右腕に残っていた傷跡などから、「娘と確信した」と話しているという。今後、親子関係を確認するため、警官夫妻とロチョムさんのDNA鑑定を実施する。
 現在、ロチョムさんは“父親”が引き取り、世話をしている。ロチョムさんの“弟”は「傷跡を見てすぐに姉と分かった。しかし、話している言葉は意味が不明で、コミュニケーションが取れない」と語っている。

                           2007年01月20日08時15分

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