投稿者:ジュリア  投稿日:2006年 8月14日(月)11時56分19秒
  このところ、ネットブログ等で、「TBS撲滅!!」などという論調が見られるが、私はそうは思いません。メディアの多様性の観点からも、TBSの失態はともかく、反権力的??、もしくは不正追求の観点から論説し、積極的に現場取材をしていることを高く評価します。私はなぜ、TBSがこんなにも撲滅!などと批判されるのか、理由が解りません。もちろん、TBSは、はっきり言って、落ち度も重なり、基本的機能として、他の放送局より能力的に低い点があるのは事実だと思います。民放キー局で、一番機動的、かつ多面的に対応しているのは読売-日本テレビだと感じます。また、フジテレビは報道面では目だっていないが、エンターテイメントの分野で非常に人気があり、優秀さを示している。
 TBSの報道内容については、ジュリア個人としては、批判したい点もありますが、敢えて20世紀左翼的報道も必要だと思います。ただ、たまに見させていただいて、「やる気と緊張感」が足りないのではないか?と勝手に思っています。TBSの再起を期待します。
 また、TBSは、他局に先んじて、田丸美寿々さんの番組で、同和問題を取り上げたことは高く評価します。これは、同和利権の不正を追求するないようだったと推測しますが、同和利権の「不正運用」は、許されるものではなく、同和団体等が、「法の趣旨を逸脱して恣意的に着服や、不正運用していた」なら、これは、メディアは「きちんと」報道すべきであって、これをすることは、ひいては同和団体の規律向上と、資質の向上につながるものだと考えるからです。本来なら、同和団体を批判するだけで、その功績を一切報道しないということには疑問があるのですが、同和団体も、一種の公器であることを考えれば、不正をして、批判されることは当然のことだと考えますし、また、メディアの不正追求によって、襟を正すことが同和団体が、より多くの国民的支持を得る方法だと考えます。また、人権法案は、キチンと議論したうえで、民主党提案の法案が可決されることを期待します。このことに関し、メディアの取材、報道規制が掛けられる心配があるというのなら、それはキチンと明文化し、メディアの取材、報道の自由についても保障する文言を明確に記述する必要があると考えます。しかし、この「メディアの報道、取材の自由が危機にさらされる」というのが、単なる法案反対への口実として使っているなら、メディアが大きな問題を抱えていることを示すことになるだろう。また、現在、2ちゃんねる、の人権サイトで、差別発言がされているが、これは差別の現状を証明するものであり、この様な差別発言が2ちゃんねる等で、一般公開されることは、部落民にとっても現状認識の確認になり、2ちゃんねる等の露骨な差別発言が一般に公開され続けることを、強く希望します!!

 話は変わりますが、最近テレビ、ラジオを見ないジュリアですが、昨日、NHKの「日中戦争」を拝見しましたが、少ない時間で長い満州事変から南京陥落までを伝えることは困難ですが、特に特徴的だったのは、事実関係の報道に際し、きちっとした証言による証拠を出して報道していたことです。NHKが、自覚的に客観的報道をしようとしたとを感じました。あの番組をみて、確かに日本は形は民主主義国家の形態を取っていましたし、憲法の遵守、内閣の構成が合議制で決められた点など、部分的に民主主義的制度は機能していましたが、総体的には政治には門外漢の軍人が政治に口を出し、軍人が政治のリーダーになっていたことは、大正デモクラシーの頃から見れば、大きく日本の民主主義は後退しており、「ああ、そうゆう状況だったのかぁ。」と冷静に受け止めました。私は満州国の清王朝一族を中心とした、五属共和の理念は好きです。その理由は、漢族に対して、満州人が女真国、渤海、などの流れを汲む、満州人の民族自決の原則に基づいた独立国が必要だったと考えるからです。しかし、その夢も、日本軍と日本政府の不正な介入と、実行支配によって、水泡と消えてしまいました。残念です。
 南京大虐殺については、この事件は無かったのではないか、という声が上がっていましたが、殺された人数についての増減、差異はあっても、国民党軍が軍服を脱いで、民間人の服装になって、日本軍を攻撃しようとした、というある意味、「奥の手」を使ったことによって発生した事件だったことが非常に有力になりました。国民党は、そんなことをすれば一般市民に犠牲が出る恐れがあることも承知だったので、卑怯なやり方だと思いますが、結果として日本軍が一般市民を南京で殺したことは事実で、このことは覚えておくべきでしょう。また、中国で軍が一般市民を殺害、強姦、略奪をしたことは、当時、日本は支那(CHINA)人のことを、「ちゃんころ」と言って、日本人より劣る存在と見なしていたのですから、当然局地的に当然の行為として行われたことは、極自然な行為として写ります。今後も、この様な、出来るだけ充分な根拠と証拠に基づいた、戦争報道がなされることを期待します。
 また、昨夜、NHKラジオで、ベネズエラ、チャベス政権について、「チャベス氏は極端な左派政権で、大規模な批判デモが行われたことがある」として批判する内容のニュースを聞きましたが、これはNHKの自発的な報道であることを期待します。政党や、財界からの圧力によって、チャベス氏への批判的言動がでたなら、憂慮する事態です。なぜなら、NHKは、テレビ番組の「脱USA化が進むラテンアメリカ諸国」と題する二回セットの番組の、第二回の放送を、突然延期したからです。報道は予告どおりされた様ですが、延期になったから放送日時を忘れてしまって、第二段の放送は見過ごしてしまいました。NHKは、一般大衆に見せたくない、と考え、放送を人々の感動と関心が静まるのを待って報道したらなら、誠に遺憾です。このことは、内容が反米的内容と、私有財産制に基づく露骨で極端な資本主義を批判する内容が含まれていたことから、容易に保守系国会議員と、財界からの反発が推測されるからです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A8%E8%90%BD%E8%A7%A3%E6%94%BE%E5%90%8C%E7%9B%9F

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