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長野県-検視1800体超す 過去最多ペース、目立つ高齢者孤独死 

 投稿者:ジュリア  投稿日:2005年12月 1日(木)18時36分43秒 <世の中、どんどん急激に変わってますね。グローバリゼーションなのか、アメリカンナイズなのか知らないけど、「寒!」(>_<)>

 殺人事件や自殺、病死などの変死体を警察官が医師の立ち会いで調べる「検視」が今年は10月末で既に1816体に達し、過去最高だった昨年を上回るペースで推移していることが1日、県警捜査1課のまとめで分かった。自殺以外の変死が増えており、医師らは高齢化や在宅介護の普及から自宅での孤独死が目立つとしている。
 捜査1課によると、昨年1年間の検視は2105体。1995(平成7)年に比べて69・9%増えた。自殺が95年以降、400-600体台で推移している一方で、自殺以外は99年に1000体を超えた後も増え続け、昨年は1529体に上った。
 相次ぐ医療事故を受け、医療機関が死因がはっきりしない遺体を積極的に届け出るようになったことも増加要因との指摘もあるが、現場の医師は高齢者の増加を挙げる。
 昨年の検視数2105体のうち、65歳以上が占める割合は55・3%。37年間で700体以上の検視に立ち会ってきた県医師会副会長の大西雄太郎医師(70)は「近年特にお年寄りの孤独死が目立っている」としている。
 県高齢者福祉課によると、県内の65歳以上の独居世帯は1985(昭和60)年の1万8000余りから、2000年にには約2・5倍の4万5000余に増えている。
 飯田医師会長の蟹江孝之医師(70)は「過疎の町村などではで自宅で医師にみとられずに亡くなる事例が増える可能性がある。検視に伴う医師の負担も大きくなる」とみている。
 変死の届け出は、時刻を問わない。医師が立ち会う場合、通常の診療を中断する場合もあり、長野、松本市などの医師会では、負担を均等にしようと、当番制を導入した。大西医師は「検視は地域に貢献する仕事。若い医師にも積極的に参加を促し、捜査に協力していきたい」としている。
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