投稿者:ジュリア  投稿日:2007年 3月11日(日)06時12分40秒編集済 <ジュリアは現在、生活保護で生計を立てているが、いくつか文句を言いたい。
 ジュリアは大学卒業以来、誠実に仕事に取り組んで来た。地方公務員、鉄筋技師、自動車ディーラー電算室が主な仕事だったが、卒業依頼、自分なりに一生懸命働き、労働の義務を果たし、納税の義務を果たしてきた。

 しかし、今日、パニック障害とそこから派生するうつ病をわずらい、一昨年、股関節の専門医の指導で手術を受け、現在精神障害3級、身体障害5級である。

 まず第一に、月収11万円、年収130万円で、「健康で文化的な生活」が出来るか?ということだ。現状の年収130万円という数字は、不当に低すぎるのではないか?

 第二、群馬県南部では、自動車の使用が禁止され、自転車での移動のみが許されている。ジュリアの場合、うつ病もあり、外出が苦手であることに鑑み、自動車の使用を認めてもらいたい。地域性への配慮が足りないのではないか?群馬県の場合、全国有数の自動車県で、人口は高崎前橋地区だけで50万人~60万人いるが、地下鉄も無ければ、バスも乗る人は無く、1時間に1本しか出ていないから、街自体が自動車の保有を前提として都市計画がなされている。人口20万人の松本市でさえ、バスは1時間に4本程度出ているのに比べて、自動車が無ければどうにもならないお国事情を抱えている。そのため、群馬県北部では交通手段が整備されていないという理由で、生活保護者でも、自動車の保有は許可されている。
 しかし、市役所の言い分によると、自動車は、保有に経費がかかるから禁止、としているが、保護費は県北の方が低いというのは、どういうことなのだろうか?説明してもらいたい。また、生活保護は、現状では何らかの障害がなければ受給できないが、入り口では障害があることを前提としておきながら、日常生活では、健常者の生活スタイルを基盤に設計されており、うつ病で、外に出るのが苦手な人間でも、自動車の使用が禁止されることによって、結果、ひきこもりが発生する。少し遠くのスーパーに行けないから、近所のコンビニで高い食料を調達する結果になる。
 また、就労支援といっても、40歳を過ぎると年齢制限で、物件が少ない上に、高崎、前橋、伊勢崎も平成の大合併で面積が広くなっており、公共交通手段がない現状では、事実上タクシーでの就職活動がメインに成らざるを得ない。しかし、市側の言い分では、うつ病だろうが、股関節障害だろうが、自転車で片道3時間掛ければ、大概の所は面接に行ける、という。あまりにも酷な話ではなかろうか?非現実的な、机上の空論で、就労支援に実効性が持てるだろうか?
 ジュリアとしては、現実問題としては、JR駅周辺で探すしかないだろう。自転車も片道30分が限界だ。時速10Kmで換算すると、有効活動半径は、自宅から5キロ以内ということになり、高崎市内でも通勤不可能な場所が過半数を占める。ましてや、伊勢崎、前橋地域には通えない。
 また、就労支援の一環で、職業訓練校へ通う場合も、私鉄で通うよう指示されている。私鉄は料金が高く、1日700円、20日*¥700=¥14,000/月 という計算になる。これなら、バイク、自動車の方が余程安いにも、かかわらず、市側では、バイク、自動車の使用は認められないという。これでは、就労のために学校へも通えないではないか?

 また、市職員の給与は、大卒35歳で、500万円程度と言われているが、簡単に見つかるアルバイトでは、時給650円程度だ。650*8時間=5200円*20日=104,000円となり、生活保護費よりも低くなり、おかしな自体だ。その他目に付く仕事は土木作業員、これは脚が悪いので出来ない。または、パチンコ店店員。これはジュリアがパチンコが苦手で、以前スロットの店でバイトをした経験からもどうしても不向きである。あとは3日昼間勤務で、二日休み、その後3日夜勤といった、不規則な就労形態の工場作業員。これは健康上の理由で無理だ。 市側は早期の就労を要求しているが、現実には非常に厳しい要求だ。いたずらに、受給者にストレスを与えるだけではないか?

 第三に問題なのは、転居の要求だ。現在ジュリアは、高崎市では平均的なアパート代の45,000円のアパートに住んでいるが、3,5000のアパートに引っ越すよう要求されている。この辺の相場では、ワンルームでも5万円するのに、3,5000円のアパートなどどこにあるのだろうか?現在は駅の近くなので、なんとか東京の病院にも通えているし、自動車のない両親の訪問も可能だが、駅から遠く離れた場所ではJRの利用も困難になり、陸の孤島となる。精神科への通院も困難になり、両親の訪問も困難になる。また、入居費35000*5=16万5千円の内、3ヶ月分、10万5千円は市側が出すが、残り2ヵ月分、7万円は、現在の月11万円の中から捻出しなければならない。また、引越し業者代その他諸経費10万円も、月11万円の中から出さなければならない。こんなことは不可能ではなか?不可能なのに、引越しを要求する行為は、嫌がらせ、迷惑行為ではないか??

 現在、冬季につき、7千円の暖房手当てが出ているが、エアコン、灯油代は7千円ではとても収まらない。電話代、水道代を含め、月11万円の中から、家賃4万5千円と、公共料金3万円を払えば、残りは約3万円だ。3万円で、パンツを買い、シャツを買い、食費はたまにしか買い物に出ないので、1回5千円程度かかる。残りのお金などあるはずもない。金がないから、家で寝ているだけだ。

 生活保護は蟻地獄の生き地獄。入ったら抜けられない仕組みになっている。生活保護の、抜本的見直しを要求する!>http://www.city.takasaki.gunma.jp/

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