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人口減少社会  

投稿者:シャルル  投稿日:2007年 4月17日(火)00時07分21秒
 歴史上、人口を減少させながら国力を勃興させた国は存在しないんですね。多分、日本も例外にはなりえないでしょうから、景気は好不調を繰り返しながらも、全体的にはゆるやかに衰えていくのでしょう。経済的には。そのためには、たとえ経済的には衰退しても、「誇れるもの」を今から作っておくことが大事でしょうね。否、作るというよりは「守る」というべきかもしれませんが。

「少子化」に関する議論、誰の意見を聞いても、どうも首を傾げてしまいます。子沢山の家庭を国が経済的に支援するとか、それはそれでいいのですが、それよりも根本的な動機が不純じゃないですか?ってゆーの!

何が不純かというと、子供を産まんとする動機そのものが。…、というか、「子供の子供たる価値そのもの」を、誰も認めようとしていない!

年金制度を維持するため、自分たちの老後の面倒を見てくれる世代がいなくなると困る、あるいは労働力が減ると国力が衰退するから困る…とか。そんな大人たちの身勝手な下心満載の状態でこの世に産み落とされる子供が、これではあまりにも可哀相ではないか!

もっと純粋に、「子供がいなくなると寂しい」と言える国会議員はいないものか?経済と無関係な情緒論を垂れると馬鹿な議員だと思われるからそれが怖いのか?どいつもコイツも、子供を労働力の種としか考えていないではないか。こんな国で本当に子供を産んでいいものか。むしろ疑問に思えてくる。

↓「赤ちゃんの瞳」(画像はゆんフリー写真素材集よりお借りしました。Photo by (c)Tomo.Yun)http://6327.teacup.com/charles/bbs
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