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中身のない「失業率好転」  

投稿者:ジュリア  投稿日:2006年 4月 1日(土)01時22分5秒
 <数字だけ見て、雇用が好転していると判断するのはどうだろうか?問題はこの上昇した雇用が正社員として雇用され、あるいは非正社員でも正社員と同じ水準の賞与、給与、有給休暇等を確保できているかが問題だ。雇用が改善しても、それが正社員でなく、低賃金のフルタイムパート等に就職しているなら雇用が改善したは喜べない。
 また、求人倍率が1.04倍と言う事だが、看護師や建築士など、資格がないと付けない職種が多い現実を考えれば、一般の失業者の求人倍率は1倍をかなり下回っている。看護師等を除いた求人倍率が1.3倍程度にならなければ、一般のリストラ、病気等で職を失った人間が、ある程度の生活水準を維持できる職に就くのは難しいだろう。
 いい方向に向かっている傾向は見えるが、まだまだ氷河期というべきだろう。>

 2月の失業率、大幅改善し4.1%に

 今年2月の完全失業率は4.1%で、1月に比べて0.4ポイントと過去最も大きな改善幅となりました。

 総務省がまとめた労働力調査によりますと、2月の就業者数は6272万人、完全失業者の数は277万人でした。完全失業率は4.1%で、1月より0.4ポイント改善し、1998年7月以来の低い水準となりました。

 この改善幅は、統計をとり始めて以来、最も大きい数字です。総務省では、若年層に厳しさは残るものの、雇用情勢は改善しているとしています。

 また、有効求人倍率は1.04倍で1月より0.01ポイント上昇しました。(31日09:36)

[31日21時15分更新]
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