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道州制の本旨-本当の地方自治  

投稿者:ジュリア  投稿日:2005年 1月21日(金)04時33分46秒 1. 本ホームページの「憲法改正案」に於いて、道州制を提言しているが、このことの本旨は、「地方自治」の徹底、ということである。道州制という言葉が、誤解を招くなら、「拡大都道府県構想」と言い換えてもいい。
 現在の都道府県制度は、奈良時代からの区割りであり、現在のように交通網が発達すたなかでは、小さすぎる。「州」の創設の大義は、地方の権限の強化であり、何事も東京中心、国依存という現在の発想の転換である。例えば東北州なるものを創設し、州都を盛岡市としたとすると、利点として、東北6県分割より格段の権力基盤の強化が図られる。その結果、州には現在の県よりさらに強大な権力基盤と財力が整備され、州都、中核都市からの地域文化の発信、地方の発言権の強化、地方文化の育成、地方にみあった、地域密着型の文化発信、メディア発信、経済構築が可能になり、その地方の良さを発揮した文化、経済、政治の発展が期待できる点である。現在の県、では、いかんともまだまだ地方の権力は脆弱で、結局、東京、および国に頼らざるを得ない。交通網の発達した現在、県は意味がなくなりつつあるのではないでしょうか?
 国から独立して、地域密着型の文化発信、経済企画、政治を行うには、現在より大きな地域の自治体の創設が必要と考えるからです。
 先ほどの例では、東北6県を一州としてもいいですが、それは柔軟に考え、地域の実情に合わせて南北2分割をしてもいいと考えます。また、州都は必ずしも一都市に限らず、太平洋側に第一州都、日本海側に第二州都を持っても構わないと思います。これは、住民の、主に交通及び文化のニーズに応じて対応すればいいと思います。
 結局私が言いたいのは、地方分権の推進と、地方発の地方住民の為の地方文化の創設、発信、経済企画、政治を行うためには、現在の県では規模が小さすぎて、首都-東京及び、国への依存に頼るしか存在の命脈を保てない、ということが言いたいのです。

 数字による経済発展が望めない今、生活の質の向上の為には地方分権が有効であり、そのための地方の地方による文化発信、経済企画、政治を実現するためには、現在の都道府県制度を拡張、拡大し、権力を実質的に地方に分与する必要があると考えるのです。その結果として、GDPは上がらなくても、より細かい地域密着の強力な自治が実現し、生活の質の向上が図れるものと考えるのです。

2. 第二に、現在の参議院は、第二院としての価値しかなく、現在のような衆議院のコピーなら、廃止した方がいい。そもそも参議院のもとは、貴族院であり、貴族制度が廃止されたいま、衆議院のコピー議院に莫大なお金を掛ける必要性はないのである。現状なら、参議院はいらない。私の考えでは、参議院は地方の代表者を小選挙区制で選び、参議院は擬似的に他国の民族議会を真似たものとして、各州の意見を代表するものとして位置付けたいと考えています。したがって人口比例の原則は取らず、各州、各地域に平等の人数を配置することを原則としたいと考えます。たとえ人口が少ない州でも、多い州と対等な発言権を、地域代表として、確保したいと考えます。ですから、人口比例の原則は憲法で規定し、参議院では免責事項としたいのです。http://akisue.com/page019.html
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