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国会傍聴- - -Julia  

投稿者:ジュリア  投稿日:2005年10月 1日(土)03時20分25秒
  ジュリアの国会傍聴感想

<自民党、女性議員>:何だか、聞いてて偉そうだった。官僚上がりというか、尊大な態度が気になった。

<前原代表>:一生懸命やっているのはわかるが、小泉氏に「その通り、いいことをいう」と切り替えされて、意表を突かれたのか、嬉しがっている印象を受けた。この人は「私は自民党議員ではないので」と言っているが、本当は自民党で出馬して、総理総裁を狙った方がいいのではないか、と思った。

<野田政調会長?>:政府と自民党の関係に因縁をつけている、との印象がぬぐえなかった。人の揚げ足取り、とも国民に解釈されかねない。政策論争といえるのか、疑問だった。

<民主党、第三質問者>:政府の官僚の天下りを理路整然と追及し、ディベートとして優位に展開した。この人の論旨は明快で、政府も急所を突かれた感じで、反論できなかった。民主党にも、こんなに理路整然と、政府の弱みをわかりやすく追求できる論客がいるのかと感心した。

<共産党>:大企業、投資家優遇税制について追求していて共感を覚えたが、小泉首相に初等教科書のような説明をされて終わってしまった。時間も少なかったが、大企業と投資家の課税を強化した場合、どの様に大企業と投資家の権利を擁護していくのか、バランスを取っていくのかの説明がなかった。税制改革には基本的に賛成だが、国民にはもっとそうゆう大企業、投資家への課税強化後の国の運営について、きちんと説明してもらわないと、貧困層でさえ、国家の行く先を案じてしまうのではないか。将来へ向かった現実的なプランと展望を国の発展と大企業と投資家、中間層の擁護、という観点を踏まえて、大企業への課税強化を論じて欲しい。

<社民党>:時間もなかったが、冴えない追求だった。甚だ残念だ。情けない。

<小泉首相>:新保守主義、小さな政府路線がしっかりしていて、民主党のような保守とも中道ともつかない政党にはびくともしなかった。小泉氏の様な人に対しては、しっかりした左派政権を目指す、現実主義の政策通でないと歯が立たない気がした。保守政党としての理もとおっている。磐石で丁寧な説明だった。また、国民はここまでは許すだろう、というラインを読んでいて、そのラインまでの安全圏で戦っている。優位はゆるがないだろう。前原代表も、小泉首相の手のひらの上で踊らされている印象をもった。
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