投稿者:ジュリア 投稿日:2005年 8月17日(水)13時26分16秒 |
副操縦士ら、墜落時には生存 キプロス機事故 2005.08.17 Web posted at: 10:17 JST - CNN/AP アテネ――キプロスのヘリオス航空522便ボーイング737機(乗客115人、乗員6人)がギリシャで墜落した事故で、また乗員乗客121人全員が墜落前に死亡していたのではないかとの推測について、アテネの主任検死官は16日、それまでに司法解剖した副操縦士や客室乗務員をふくむ20人について、墜落時には生存しており、地上激突による負傷が死因だと明らかにした。 アテネ検死官事務所は同日までに身元の判明した20人の遺体を司法解剖。中には副操縦士と女性客室乗務員の遺体が含まれている。カログリアス監察医はAP通信に対し、墜落時には20人とも心肺活動があり生存していたと話した。 今のところ、空調関係の問題が墜落につながったのではと見られている。 墜落前にはギリシャの戦闘機が、操縦室でぐったりしている副操縦士の姿を見たと報告している。酸素マスクが下りているのを見たという報告もあった。また墜落現場でも、酸素マスクをした状態の遺体を見たとの目撃情報もある。 一方、乗客として機内にいた親族から「操縦士は真っ青になってぐったりしている。いとこよ、さようなら、私たちは凍えている」というメールをもらったとテレビ局に話した32歳男性は、うその情報を流したとしてギリシャ当局に逮捕・起訴された。 事故原因調査当局は16日、ボイスレコーダーの入れ物は発見したが、中身は墜落の衝撃で飛び出してしまったようで、未だに捜索は続いていると明らかにした。フライトデータレコーダーは回収されている。 http://www004.upp.so-net.ne.jp/civil_aviation/cadb/wadr/wadracb737.htmhttp://www004.upp.so-net.ne.jp/civil_aviation/cadb/aircraft/B737.htm |